古屋悟司

人気の花屋「ゲキハナ」を運営。1973年生まれ
2004年順調だった営業マンを辞め、
たった1ヶ月の研修ののち、花屋を開業。
いきなり閑古鳥が鳴くようになり、
背水の陣でネット販売に着手。
売上はうなぎ上りになったが、
数年後、決算書を見るとずっと赤字だった事に愕然とする。
その後、会計を学んだことをきっかけに、
倒産の危機を乗り越え、V字回復に成功。
以降、黒字を継続中。
現在はゲキハナの運営に加えて、
「furuyasatoshi.com」のサイト運営や
管理会計ソフトの販売を通じて、
小さな会社を中

お金と向き合う in 沖縄セミナー

今の収入に不満を抱える方を対象に、新刊「数字が読めると年収が上がるって本当ですか?」の出版前ネタバレセミナーと題して、沖縄で一足早く、セミナーを開催しました。


前半は本の内容も含め、本に書けなかったことのお話。

その後、価値観に関するワークをやってもらって、その説明。


年収を1000万にしたい!もっと稼ぎたい!

誰もが高所得に憧れて、日々あくせくと仕事をしたり、本を読んだり、勉強したり、セミナーに参加したり。収入を上げるために必死になっているのが今の日本の現状です。


でも、実際にセミナーをやってみると、

自分自身の価値観と向き合った時に、「あれ?収入そこまで必要ないかも」って、そんな気づきを得た参加者さん多数。


僕も実際にやってみて驚いたのが、人生の中で優先順位を考えた時に、お金に関する優先順位って、意外と低いということがわかったんです。


例えば、人生の中で大切なものの代表って


人間関係(自分に関わる資産)

自分の時間(誰にでもある有限な資産)

お金(何かをするときの便利なツール)


これに優先順位をつけてもらったり、理想の生活、本当にやりたいこと、どれくらい自由な時間が欲しい?など、自分に向き合って考えてもらった時に、「お金」って優先順位の一番にくることってほとんどない。(だって道具だもんね)


そしてね、自分の時間を大事にしたい人もいれば、関わる人を大切にしたい人。このどちらかに別れることが多かったです。

例えば自分のパートナーを一番大切にする人もいれば、一人の読書の時間を愛する人もいるわけです。朝起きる時間を自由にしたい人もいれば、働く日を自分で決めたい人もいる。


人間って、コントロールすることが好きだし、コントロールできている状態の方が機嫌が良いことが多いわけ。だから、自分の時間を自分でコントロールしたい欲があって当たり前。


「〇〇すべき」のやらなければならないこと。これを全部外した時に、本当に「〇〇したいこと」が浮かび上がってくる。

「〇〇したいこと」だけで構成された、やりたいこと、囲まれたいもの、過ごしていたい時間、欲しいもの。それを月額ベースで何にいくら必要なのかを書き出してもらったの。


すると、不思議なことに、年収で1000万以上を必要とする人がほとんどいない。

僕もやってみて、これはびっくりだった。


本当に必要としているものが手に入った時に、人って、モノでごまかさなくっていいんだよね。


もっとたくさん稼がないと幸せになれないと思っていたのに、実は、そうじゃなかった。

年収は1000万円以下でも、休みが多くて自由な時間がしっかりあって、好きな人に囲まれていて、好きなことができていれば、それをサポートするためのお金があれば幸せ。


そこに気づいた途端に、「意外と簡単に幸せになれちゃうじゃん!」ってわかっちゃう。


自分が持っていないものを持っている人を見て、羨ましいと思うことは全然OK!

でも、それ、本当にやりたいこと?って自分自身に聞いてみると、本当はもっとやりたいことが他にある。


別に、何かを犠牲にする必要もないし、我慢する必要もない。

ただただ、自由に、自分がやりたいことができれば、それが幸せにつながってくる。


ただ、やっぱり、週休3日とか週休4日にしたいという意見は多くて、勤め人の場合には、そこの実現をどうするかが一番の課題。


それを実現するには、会社のビジネスモデルを変えてもらうか、自分の足で立つしか方法がない。

もしくは、パートをしながら、副業をして、「仕組みを作る側」に回るのが早いかな。


本当に大切なものに気づくきっかけになる、そんな本になってくれれば嬉しいです。

新刊「数字が読めると年収がアップするって本当ですか?」お楽しみに!

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古屋悟司の気づきと備忘録

管理会計とマーケティング。 商売している目線で見た気づきを共有します。

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