古屋悟司

人気の花屋「ゲキハナ」を運営。1973年生まれ
2004年順調だった営業マンを辞め、
たった1ヶ月の研修ののち、花屋を開業。
いきなり閑古鳥が鳴くようになり、
背水の陣でネット販売に着手。
売上はうなぎ上りになったが、
数年後、決算書を見るとずっと赤字だった事に愕然とする。
その後、会計を学んだことをきっかけに、
倒産の危機を乗り越え、V字回復に成功。
以降、黒字を継続中。
現在はゲキハナの運営に加えて、
「furuyasatoshi.com」のサイト運営や
管理会計ソフトの販売を通じて、
小さな会社を中

シン・ゴジラって実は赤字会社が黒字化するプロセスを描いているのを発見してしまったズラ

シン・ゴジラを初めて観た。テレビでね(笑)

あれだけ話題になってた映画だったけど(君の名はとかも)、まー忙しくて見に行く暇もなく、やっとテレビで観れたんだけどさ、


そもそもの解釈としては、どう変化するかわからない状況の未知のモノがやってきて、それに対して、旧態依然としたやり方でやってると、どーにもならない。

そこで、つまはじきとされている切れ者たちを集めて、今までにないやり方でやっつけるっていうお話。(スゲー端折ってるけどもw)


で、思ったんだけど、会計にも当てはまるなーと。

最初はゴジラもうねうねの良くわからないもの。これ、会社の規模が小さい時の固定費ね。

で、進化しちゃってでっかくなっちゃった!→これが売上至上主義でやってたら、知らない間に固定費が増大!


あら大変!!でもどこから手を付けてイイかも分かんないし、そもそも仕訳けとかいい加減にやってたから、決算書みたって、何の経費がかさんでるのかわかんない。

大企業がやってるみたいに、人件費削減してみたり、仕入れ値を値切るっていう、旧態依然としたやり方やってみたけど効果なし(自衛隊出動でミサイルね)。


最後は原爆しかねぇ!みたいな話になり→会社を潰す方向


よーく分析して、色々仮説立てて、検証してみた結果、血液を冷やすという結論が出たと。→これが管理会計なわけですよ!


で、スゲー知恵使って、新幹線ぶつけたり、クレーン車みたいなの使ったり、今ある資源で何とかしてやっつけたという。でもその間、想定外の数値とか出て、どうするどうする?いや、続ける!やるぞ!みたいな状態を経て、最後はやっつけたと。→知恵使って広告に頼らずに、値上げとかしちゃって、地道な作業を続けるんだけど、一向に上手くいかない、そのうち売上下がってやっべーみたいな状況になるんだけど、続けるぞーって社長もみんなも踏ん張って、最後V字回復するみたいな。


いやー、ゴジラ深いわ深いよゴジラ。

あんまオススメできるやり方じゃないけど、うちなんて、こんな風に改善して行ったもんだから、思わず重ねて見えたよなー。想定外は必ずあるし、想定外を想定に入れておくのは大事だよねー。でもさー、値上げして売れない時期を耐え忍ぶのってきっついよね。

髪の毛全部白髪になってもイイなら、是非お試しくだせぇ(笑)


しっかし、ゴジラの第一形態、キモいねwww


古屋悟司の気づきと備忘録

管理会計とマーケティング。 商売している目線で見た気づきを共有します。

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