「そもそも変動費ってなんやねん!」という決算書に書いていない費用(経費)のこと
固定費って聞いたことあります?
「固定費=経費の全部」と思っている方が結構多いみたいです。
実をいうと、僕自身も会計の本を書いた身ではありますが、
わずか6年前までは「固定費=経費の全部」と思っていました。
いやいや、そう思っていても恥ずかしい事ではないんですよ。
事実、会社の形によっては「経費の全部が固定費」と言われるものだったりします。
で、この辺から本題に入りますけど、
「固定費」とか「変動費」とか、なんやねん!っていう話ですよ。
決算書なんて見たって、ただの一つもこんな用語って出来ないんです。ただの一つもですよ。
結論から言いますね!!
「固定費」=売れても売れなくてもかかる経費(費用)
「変動費」=売れれば売れるだけかかってくる経費(費用)
たったこれだけです。
「固定費」の性質は、めちゃニートです。そうそう、すねかじりの、家の中でずーっとゲームやってるイメージの、あのニートです。
なーんもしないのに、かかってくるお金です。仕事サボっていても、超絶頑張っていても、変わらずかかってくる経費が「固定費」!!
固定費は、「固定している」と思うじゃないですか?もう、そんな漢字使ってるから「固定している経費」と思うじゃないですか?
でも、これ、実は固定しないんですよ。
なーんもしなくてもかかってくる経費って、電気代とかもありますよね?
夏はエアコン全開、残業してればいつまでも電機はつけてますよね?
でも、春は気持ちいからエアコンなし!もしも、会社を1ヶ月休みにしたら、電気代ほとんどかかりません。
ということで、固定費は「固定しない」とも、覚えてくださいね!
固定費の種類っていっぱいあって、売り上げが上がっても下がっても家賃変わらず、交通費も人件費も変わらずが多いですね。「今月会社の売り上げ悪いから、お前給料半分な」とか言えたら楽だわ~~とか思っている社長もいるかもしれない。
水道代とかね、そいういうの全部が固定費です。
そしてもう一つ、「変動費」です。
変動費は、売れば売るほどかかってくる経費(費用)です。だから、売り上げがギュンギュン伸びると増えてくる性質があります。売り上げ増えて、変動費が減ることはありません。
いつまででも付いてきます。マジキモいくらいに付きまといます。
だから、ストーカーみたいな性質があるんです。
変動費は、変動するかと言うと、確かに変動するんですけど、変動費率が大体固定されちゃってます。「率」で見ると固定してることが多いんです。
言葉間違ってね??って思うくらい、変動するけど「率」でみると固定なのが変動費です。
変動費って、仕入れのお金とか、売れたら梱包して出荷したりするんで段ボールなどの資材とか、コンビニだったら袋とか割り箸とかですかね。
その辺が変動費。
れば売れるだけかかってくる経費が変動費。
もちろん変動費のないお仕事とかありますね。
占い師さんとか、ほぼ変動費が無いですね。タロットカードめくるのに経費かからないですからね。
あと、マッサージ師さんとかもかからないですね。オイルマッサージとかなら別ですけど、モミモミするだけならかからないですね。
でも、出張鑑定!とか、出張マッサージ!は交通費が変動費になりますね!
売れれば売れるほど移動しますから、変動費になります。
こうやって、やってる仕事とか、会社ごとに見方が変わる。早い話が自分の会社専用に見立てることができる会計の事を、難しい言葉で「管理会計」と呼んでいます。
一瞬、難しそう!!とか思うでしょ?
それがね、実は超絶簡単なんですよ!小学校の算数だけで、ほとんどが計算できちゃう!
もちろん難しい管理会計の本とかいっぱい出てますけど、そこまで使ってる会社は上場企業くらいかもしれません。フツーは、算数だけで十分です!
固定費と変動費がわかると、この、管理会計っていうやつが、スゲーわかりやすくなる!
そうすると、会社の収支が超絶見えるようになってきます!
見えるようになると、儲かる糸口がつかめるようになります!!
このブログでも、それぞれ少しずつ書いていきますから、チェケラッチョですよ。チェケラッチョ!
サクサク理解したい方は、僕の本読んでみてくださいね!超絶簡単ですから♪
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