古屋悟司

人気の花屋「ゲキハナ」を運営。1973年生まれ
2004年順調だった営業マンを辞め、
たった1ヶ月の研修ののち、花屋を開業。
いきなり閑古鳥が鳴くようになり、
背水の陣でネット販売に着手。
売上はうなぎ上りになったが、
数年後、決算書を見るとずっと赤字だった事に愕然とする。
その後、会計を学んだことをきっかけに、
倒産の危機を乗り越え、V字回復に成功。
以降、黒字を継続中。
現在はゲキハナの運営に加えて、
「furuyasatoshi.com」のサイト運営や
管理会計ソフトの販売を通じて、
小さな会社を中

気温33度の炎天下でも、バカ売れするホットコーヒーの謎

黒字になる理屈もわかったし、赤字になる理由もわかった。

わかっちゃいるけど、その後どうしたらいわけ〜?

も、7月29日(土)のこれで突っ込んでお話しして行きます。

例えば、香り高いホットコーヒーが売られているとして、

コーヒー飲みたいな〜と思う人にとっては、右側の価格よりも価値が高い状態になるので、300円とか500円払って買いますよね?

でも、気温33度の炎天下で、ちょっとした肉体労働したあとに、炎天下の下で「ホットコーヒーいかがっすか〜?」と売りに行っても、価格に対して価値が下回るから、買わないという選択肢になる。むしろ、冷たい水の方が売れると思う。

むしろ、炎天下でのホットコーヒーは1円でも必要ないと判断するかもしれない。

お金と価値の関係で、見合う価値、もしくはそれ以上の価値を感じた時には「買う」という気持ちが生まれる。


でも、石原さとみちゃんが「ねぇ。飲む〜?」とか、隣に来て良い香りをさせてフーフーとかしてくれたら、「飲む〜〜♡」と買ってくれるかもしれない(笑)

でも、どうせ山Pと結婚するんでしょ?もう、僕の中の石原さとみちゃんはいなくなっちゃったんだ。顔も見たくないよ!と思う人は買わないかもしれない。

ここで、価値の置き換えが起きる。

コーヒーが飲みたいんじゃない!石原さとみちゃんから買いたいんだ!石原さとみちゃんに500円でフーフーしてもらえる権利に価値が変わると、価格が価値を上回る。

まー、この話、話し出したらきりがないし、100万通り以上の方法があるので、これくらいにしますけど。


わかっていることと、できることは全く別物なので、できるようになるために、神田で会いましょう!

どうやったら価値を高めた状態で、限界利益を保てるか。

マーケティングは管理会計がわかって、初めて開花する知恵なんですよ!

古屋悟司の気づきと備忘録

管理会計とマーケティング。 商売している目線で見た気づきを共有します。

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