タンメン食べながら、ラーメン屋さんであれこれ計算してみた話。ビール100円引きにしたら、何杯売れば、値引きした甲斐があるんだろう?
今日ね、お盆なんで、「お盆と言えばタンメンだよね〜」と思って、食べたんですよね。
え?わからない??
お盆とかけまして
タンメンと解きます
その心は
野菜(家祭)で喜んでいただきましょう〜
家祭→お盆の時はお家の仏壇を祭壇みたいにして、ご先祖様をお迎えするんですよー!
ということで、知的な謎かけから始まりましたけども、
タンメン食べてたら、こんなポップが目に入りまして
このお店、攻めてるね〜〜!と思ったんですよね。
生ビール490円のところ390円!!攻めてる!飲みたいおじさんたちには嬉しいですね!!
でね、
これ、原価が仮に1杯100円だとしてね。
490円で1日100杯売れてるとしたら、390円に値下げした場合
何杯売れば、値下げの効果があったか??
次のうち、どれだと思いますか?
①125杯
②135杯
③145杯
④155杯
⑤165杯
<答えは、この続きに>
これ、計算してみようと思ったんです。
ビール1杯の販売価格 − 原価 = 粗利 ですから
490円 − 100円 = 390円
で、1日あたり100杯売れるわけですから、粗利は・・・。
390円×100杯=39,000円 です。
この粗利を抜くことができれば、
値引きした効果があるってこと。
一方、100円値引きして、販売価格は390円ですから、
原価100円を引くと
販売価格390円−原価100円=290円
さて、とりあえず、同じ数量だけ売れても
290円×100杯=29,000円 なので、かなりショートしてしまいます。
とりあえず、同じ粗利を稼ぐには、どれくらいいいかを考えてみます。
定価での粗利39,000円÷値引き後の粗利290円=134.48...
ざっくり、135杯で、やっと通常時の粗利とほぼ同等になるという計算になりました。
なので、まぁ、150杯とか売れれば、粗利は合計で43,500円になるので、
やった甲斐はあったよね〜、という感じになるのかなと思いました。
ちなみに、洗い場はいつもより1.5倍忙しくなりますけどね!(ここ結構重要)
ここまでで、売り上げの話って一切出てこないんです。
そーなんです。僕も色々計算しているうちに気づいたんですが
売り上げって結果であって、目的じゃないんですよね。
ここで、一つの疑問が。(話は変わります)
1杯目の金額を下げて、出る数を増やそうという施策なので、
ビール飲もうかどうしようか迷っている人の背中を押す施策。
でも、そもそも、何もしなくても100杯は売れるわけですから、
迷っている人は、それ以外の人です。
迷っている人を拾う施策を取るよりも
2杯目を安くしてあげて、おかわりビール390円!(おかわりサンキュー!)
の方が、伸びるんじゃないかなー?という仮説を立ててみたりしながら、
タンメン食べつつ、ニヤニヤしてました(笑)
ちなみに、もしも、これが楽天出店してた場合
送料や、ロイヤリティ、カード決済手数料、クーポン、ポイントなどが入ってくるので
結構計算が複雑になってきます。(基本的には同じ計算ですけど)
ちなみに、ここに広告を出稿した場合、キャッシュフロー(資金繰り)も複雑化します。
適当にやっていると、一瞬で死亡できるのも楽天の料率体系だったりするので
(まあ、ここは、ハリボテ式に色々増えてきた部分なので、わざとやっているわけではないと思う)
きっちり計算するのがめんどくさい僕は、
基本的に広告なしにしたり、ポイント倍付けもしないようにすることで、シンプルにしました。
だって、めんどくさいんだもん(笑)
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