古屋悟司@やっと新しいTwitterアカウント再始動!

人気の花屋「ゲキハナ」を運営。1973年生まれ
2004年順調だった営業マンを辞め、たった1ヶ月の研修ののち、花屋を開業。
いきなり閑古鳥が鳴くようになり、背水の陣でネット販売に着手。
売上はうなぎ上りになったが、数年後、決算書を見るとずっと赤字だった事に愕然とする。
その後、会計を学んだことをきっかけに、倒産の危機を乗り越え、V字回復に成功。
以降、黒字を継続中。現在はゲキハナの運営に加えて、「黒字会計.jp」のサイト運営や管理会計ソフトの販売を通じて、小さな会社を中心に「黒字化のノウハウ」を紹介してい

今ひそかに話題の「100円で唐揚げ食べ放題」のお店に行ったら、バラ100本1,980円を思い出した話

僕と会計士の田中先生とでセミナーをやった際、懇親会で唐揚げ100円で食べ放題っていうお店に行ってきました。


コースでも2,980円で飲み放題がついているという、なんとも激安。

正直なところ、会場から近くて、予約が取れるところがそのお店しかなかったので、最初は仕方なく予約した感じだったのですが、よくよく調べてみると、かなりの有名店!


しかも、唐揚げ100円食べ放題には、マーケティング的なものすごい効果が・・・。



そのお店は有鳥天酒場という名前で、僕らが行ったのは神田にある店舗。

そして、そのマーケティング的効果は


「俺のフレンチ」などで有名な、俺の株式会社さんが上手に行なっている、原価率300%超え商法とでもいうか、いわゆる原価割れ商品の提供でお客さんを集める方法と全く同じだったんですよね〜。


意味わかんないです。原価率300%とか、赤字ですからね。赤字。


田中先生のベストセラーでもある、「良い値決め悪い値決め」でも書いてあったのは、俺の〜 でやっているのは、採算割れ超豪華料理を限定20食とかにして、それを広告宣伝として集客するという方法。口コミで一気に広まりますから、広告費用の代わりとして考えたら安いもんですよね!


有鳥天酒場の場合も同じようなんですが、時間無制限で食べ放題。しかも、美味しいっていう。

ここはテレビの取材とか、かなり来ているようなんで、広告宣伝費として考えた時にも、採算すげーあってるなと。テレビで紹介するってCMみたいなもんですから、1回30秒数千万円の世界。


さらに言うと、そんなに僕らはおかわりしなかった(笑)

ということで、採算はあっているんじゃないかなと思いますが、本当のところはわかりません。


これに似たようなのを、そういえばウチでもやっていたなと、思い出しました。

そもそもゲキハナが一気に有名になったのは、

「バラ100本1,980円」という、とんでもない丸パクリ商法(笑)

元祖はどこかというと、ここ、ビックフラワーさん

しばらく見ない間に、おとなしいページになってるなぁ。

そして、僕の大先輩でもある、モンキーポッドさん

この2社が当時(今もだけど)、バラ100本1,980円をやっていて、僕はここから仕入れて、ウチでもバラ100本1,980円をやるという、ぐるぐる花が回っていたというわけです(笑)


当時は、「バラを1本10円で仕入れられれば、100本1,980円でも採算合うわ〜」とか思っていて、原価割れで出して、広告宣伝費になっていようとは思ってもみませんでした。

この安売りを、まずは実店舗でやってみたんですが、近所の人がそこそこ興奮しているくらいで、「バラ100本1,980円ありますかー?」と訪ねてくるくらいでした。


「すいません。今日はないんですよー」というと「ふーん」とか言って、鼻くそほじりながら帰る程度のものでしたね。

それをネットに出してみたところ、問い合わせの電話が毎日なるようになりました。

さらに、それを楽天市場に出してみたら、いきなりの大ブレイク。


それをきっかけに、年商が1億超えるとは・・・。


ただね。


100本1,980円を目当てに来た人は、それしか買わない。

合わせ買いしてくれない。花が100本もあったらお腹いっぱい(笑)


ご注文履歴を見ても、そこからスタートした人は、通常の商品に移行して、良い関係性を保てるお客さんになっているかというと、そうでもなかったりしていたのが現状でしたね〜。


ただ、さっきの、「原価率300%」とか「唐揚げ100円食べ放題」のそれと何が違うかというと、いわゆる最近はやりの言葉で言うところのクロスセル(合わせ買い)が起きないと言うこと。


居酒屋さんの場合は、飲み物を頼むし、他の料理もオーダーするので、トータルで1組あたりの採算を黒字にすることは可能なわけです。


僕もバカはバカなりに考えまして、始めたのが「バラ1本1円(送料別)」


完全にバカの真骨頂みたいな企画だったんですが、これがなかなか良かったんですよ。

毎回限定10本だけ出していたんですが、これを目当てにわんさかお客さんが来てくれました。ネット販売の特性上、先に決済した人が購入できる仕組みなので、合わせ買いはちょっと難しいのですが、赤字額もバラ10本分だけで済むし、広告宣伝効果もかなりありました。

明らかに、バカがやっている企画だとわかる金額なので、なければ他の安売り商品を買ってくれたり、あればラッキーみたいな商品だったので、諦めもつく良い商品でした。


ただ、不思議だったのは、ラスト1本になった時に、送料700円を払って、1円のバラを1本だけ買うと言う方もいらっしゃり、未だにその心理がわかりません。なんでだと思う?

わかる方は是非教えて欲しいです。


広告宣伝費って、商売やっている以上、切っても切れないものなんですが、安売り方面に振り切って何かした時の瞬発力ってすごいですよね。

ただ、怖いのは、お店のイメージ的に、安売りしていない場合には、一気に雰囲気が壊れちゃうので、さすがに今はやりませんけど、超絶パワフルですわ。


今、SNSとかものすごーく発達してますから、一気に拡散されるんでしょうねー!


お祭りに来た人は、テンション上がって楽しんでいるけど、お祭りを企画している人は、もしかしたら冷静に考えているのかもしれません。もちろん、一線を超えた時は、ゆとりを持って楽しめるようになるんでしょうね。



あ、一線を越えるといえば・・・。




新幹線で手を繋ぎながら読みたい本 1位の呼び声も高いのは、これですな!!↓

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