値下げの正体とは?
値下げすると、お客さんが喜んで商品を買ってくれる。
間違いではないけれど、とても簡単な販売促進方法ですよね。
じゃぁ、一体、値下げってどういうことかというと、
「商品やお店の持つ価値」>「価格」
の状態を、気軽に手軽に作ってしまおうという手法の一つのこと。
図で説明すると、下の画像のようなイメージ。
はっきり言うと、アタマ使わなくて済むわけです。
雨の日は10%オフとか、ハッピーアワーで生ビール100円とか、店内全品半額とか、そう言うのです。
それ自体が、一概にやり方としてダメというわけではないけれど、
誰もが単純にできるやり方の一つです。
僕が読んだこの本に、名言とも言えるセリフがありました。
「値下げはバカでもできるけど、バカが一番やっちゃいけない方法なのよ」
利益を思いっきり削る方法なので、儲かりにくい方法の一つ。
で、そこに戦略がなくて、事情しかない場合は、大体失敗するし、最終的に忙しいだけで儲からない状況になります。
僕の会社がそうだったし、身を以て体験しているので、そのあたりは間違いありません。
そんな体験部分の話が知りたい方は、「数字が読めると本当に儲かるんですか?」を読んでみてください。赤裸々に書いてあります!
その商品やお店が持つ価値に対して、価格が上回っている。
もしくは、その商品やお店が持つ価値が、お客さんに伝わっていない状態で、価格だけが高いと感じられている場合に、「買ってもいいかな?」と思う価格まで下げると、商品が売れていくというわけです。
単純な話、値下げをすれば売上はいくらでも作れると思います。
1億円の価値のある商品を9900万円で販売すれば、飛ぶように売れます。
(転売もできるかもしれないし 笑)
だから、100億円でも、1兆円でも売り上げることは、理屈的に可能なわけです。
極端な話、100億円用意して、99億円で売れば、バカ売れですから 汗
裏を返せば、価値がきちんと伝われば、商品は売れて行くという話です。
特に通販の業界では、運送会社の値上げがハンパない状態です。運賃が値上がった時に、今の価格のままでは、販売を継続することはかなり難しいと思います。
7月29日(土)神田にてセミナーをやります。
運賃が上がって、致し方なく弱気の値上げをするのか、戦略的に攻める値上げをするのか。
すでに、値上げせざるを得ない状況はすぐに来ますので、攻める値上げして行きましょう!
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